ここでは、「花金」【はなきん】と「華金」【はなきん】の違いや意味を分かりやすく説明していきます。
「花金」とは?意味
金曜日は思い切り楽しめる日を「花金」【はなきん】といいます。
この言葉の由来は、1980年代のバブル期に多くの若者が次の日に会社が休みになる前日の金曜日にディスコや食事、デートに繰り出して楽しんでいました。
とくに、若い女性の間では「花金」という言葉がかなり流行し、雑誌やCMでも使われていた言葉であり、「花金はオールナイト」、「今度の花金はどこに行こうか」と会話の中でもたびたび出てくるほど浸透した言葉です。
会社を出れば自由に羽ばたき、好きなことを思いっきり楽しもうとする人や、リラックスする若者もいました。
「華金」とは?意味
次の日が土曜日で開放感に包まれる人々が、「花金」をよりゴージャスに楽しむために高級感を取り込んだ遊びをする日として「華金」【はなきん】と言いました。
平日にはなかなか高くて行けない高級店で高い料理を食べたり、ブティックに行き、質のいい服を買いに行こうと考えるのがこの「華金」の目的です。
かなり華やかな店内でお酒を楽しんだり、異性との会話に華を咲かせる特別な日という意味があります。
恋人とのデートは都内の夜景が一望できる高級ホテルに泊まったり、クルージングを楽しむなどかなりお金をつぎ込んだ内容にするわけです。
「花金」と「華金」の違い
「花金」と「華金」の違いを、分かりやすく解説します。
次の日は休みなので、金曜日にはめをはずして朝まで思い切り楽しもうと考える若者の間で流行った言葉が「花金」です。
次の日は休みなので気に入った異性とお泊りデートができますし、酔っ払ってもずっと寝ていられるので、思い切りお酒を楽しめると心が弾む気持ちをこの言葉に込めて使われていました。
もう一方の「華金」は、高級ホテルや旅館に泊まったり、高い料理を食べるなど「花金」をよりグレードアップさせたことして遊ぶ日を意味しています。
まとめ
どちらも同じ意味を持つ言葉ではありますが、「花金」をよりゴージャスに格上げして言い表すのが「華金」と言うと覚えておくといいでしょう。