この記事では、「リフトアップ」と「インチアップ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リフトアップ」とは?
「リフトアップ」は、自動車の車高調を調整し車高を高くすることです。
車高を上げる方法自体は単純で、サスペンションで車高調を高くすることで車高を上げます。
なお、車高を挙げることを「リフトアップ」という言い方以外に「ハイリフト」と呼ぶこともあり、この呼び名は限界まで車高を上げます。
「インチアップ」とは?
「インチアップ」は、自動車のタイヤの幅を大きくすることで、ワイドタイヤというタイヤに換装することを意味します。
イメージとしては、ミニ四駆のタイヤであれば、ワイドホイールというホイールを装着してから、ワイドホイール用のタイヤに換装をすることを「インチアップ」と呼びます。
なお、「インチアップ」は、ホイールとタイヤの両者のセットを交換することでワイド化することです。
「リフトアップ」と「インチアップ」の違い
両者の違いは、自動車の車高を挙げることであるか、自動車のタイヤの幅を大きくすることであるかです。
「リフトアップ」は車高を挙げて障害物を乗り越えやすくする改良法、「インチアップ」は、タイヤの摩擦係数を増加させることで安定を図る改造の方法です。
「リフトアップ」の例文
・『SUVのリフトアップ調整を行う』
「インチアップ」の例文
・『インチアップは、タイヤが自動車のボディからはみ出ると違反になる』
まとめ
「リフトアップ」については車高を挙げることで、車高調を限界までものすごく車高を挙げることを「ハイリフト」と呼びます。
例えばSUVなんかで、いわばの段差を超えていくために通常では考えられないほど、サスペンションの車高調を限界まで調整して車高を挙げる場合は、「ハイリフト」でそれほどでもない場合は、「リフトアップ」と呼び分けるのです。
一方「インチアップ」は、自動車の安定化を図るため、ワイドタイヤというものを装着しホイールもワイド化して安定を図るというものです。
ただ、「インチアップ」はタイヤがボディからはみ出ると違反になるので、ワイドタイヤをいかにボディ内に収めるかが問われる改造になります。