この記事では、「緑豆」と「大豆」の違いを分かりやすく説明していきます。
「緑豆」とは?
「緑豆(リョクトウ)」とは、マメ科ササゲ属に分類されている一年草のことを表しています。
原産はインドで、草丈は20㎝〜150㎝くらいあります。
「緑豆」の開花時期は8月〜9月頃で、黄色や薄緑色の花が咲きます。
そして9月〜10月頃に、長さが5㎝〜10㎝ほどの豆果ができます。
中に種子(豆)が6〜15個くらい入っています。
豆は緑色が多いですが、黄色や褐色などもあります。
種子は食用や薬用に用いられています。
日本では、モヤシの原料になっています。
「緑豆」の別称には、「ヤエナリ (八重生)」、「アオアズキ (青小豆)」などがあります。
また、「緑豆」の英語表記は「moong bean」、「green gram」などになります。
「大豆」とは?
「大豆(ダイズ)」とは、マメ科ダイズ属に属している一年草のことを言います。
東アジアのツルマメが原種と言われています。
「大豆」の草丈は30㎝〜90㎝ほどです。
6月頃に白色、紫色、桃色などの花が咲きます。
そして、長さが5㎝ほどの豆果がなります。
中に種子(豆)が入っています。
豆は食用や搾油用、飼料用に利用されています。
また、「大豆」の未成熟が「枝豆(エダマメ)」になります。
さらに、「大豆」は英語で「soybean」、「soya bean」と表記します。
「緑豆」と「大豆」の違い
「緑豆」と「大豆」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもマメ科ですが、「緑豆」はササゲ属に、「大豆」はダイズ属に属しています。
また、「大豆」の未成熟は「枝豆」として食されています。
「緑豆」の豆は緑色、「大豆」は肌色のようなイメージがありますが、それぞれ他の色もあります。
「緑豆」と「大豆」にはこのような違いが見られます。
まとめ
今回は「緑豆」と「大豆」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「緑豆」と「大豆」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。