無駄?余剰?それとも余力があった方が好ましい?
この記事では、「5V-1A」と「5V-2A」の違いを分かりやすく説明していきます。
「5V-1A」とは?
充電器でよく見掛ける表記のためVは電圧でAは電流を指すのは大概の人が解ると思います。
ただし何を意味するのかが解っていると充電器だけでなく、関連製品を購入する時にも役立つのは間違いありません。
電圧V×電流Aで算出されるのは電力W電力になります。
つまり上記の表記を-から×にすれば何を言いたいかが解るはずです。
大きければ大きいほど本来ならば色んな意味で利便性が高いのですが、対応する機器次第では宝の持ち腐れになるだけの場合も充分有り得るでしょう。
例えば急速充電器を購入しても、それにケーブルが対応できていなかったりする場合は良くある話です。
「5V-2A」とは?
電圧は5Vで変わりませんが流せる電流が2Aでトータル10Wの電力を供給できるという意味合いになります。
「5V-1A」と「5V-2A」の違い
「5V-1A」と「5V-2A」の違いを、分かりやすく解説します。
前述した計算式から前者よりも後者の方が電力を2倍の10W供給できる事になります。
よって急速充電器とケーブルが対応しているのならば、より早く後者の方が充電できるのは間違いありません。
ただし実際のシーンではなかなか5Wと10W対応の充電器は今は存在しないと言っていいでしょう。
充電器が現在では急速充電に対応したものが多くなったためで30W〜40Wあるのが主流になってきたからだと言えます。
比較的安価な海外メーカーのモバイルバッテリーには出力10W以下の製品も多々存在。
大容量を謳いながらも充電が遅く、しばしばトラブルを生むのは表記を充分理解できていない事にも原因があると言えるでしょう。
まとめ
5V電圧×1A電流=5Wの電力供給可能、後者の5V電圧×2A電流=10Wの電力供給が可能を意味します。
同じ電圧で流れる量が大きくなれば、より大きな電力を供給できるのは至極当然の話。
この表記は昨今では充電器やモバイルバッテリーで使われる事が多いため、知らないと製品購入後に思ったものと違った印象を抱く可能性が大だと言えるでしょう。
充電器とケーブルが対応していなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
基本的にWが大きいほど急速充電のスピードは上がると言っていいでしょう。